会話が苦手な人は、会話を続けることが難しいと思っている方も多いでしょう。
私も、そのひとりです。同性はもちろん、異性となるともう…女性からは超つまらない男と映っていることだと思います。
そんな私も、この方法を知ってからは、以前よりも異性との会話が長く続くようになりました。
もし、会話が苦手で、すぐに途切れてしまうとお悩みなら、これから紹介する方法によって、以前よりも会話を弾ませられるはずです。
この記事を読み終わる頃には、ワクワクして、早く試したくなりますよ。
コミュ障の時代到来
話すのが下手すぎて会話が続かない……悲し。 — ちぃ☾ (@jeWa5KXJeMvti7t) February 19, 2020
こんな悩みを抱えるのも、インターネットと、SNSの普及によるものかもしれないですね。
現在では、顔を見せずに文字だけで世界中の人とやり取りができます。とても便利なことですが、その代わりに人と対面で話すことは減りました。それにより、人前で話すことを苦手とする人も増えてきていると思います。
さらに、文章も長いものよりも短いものを好む傾向にあり、短い文章に慣れてしまうことが、実際の会話も長く続かなくなっている原因かもしれませんね。
参照:PRTIMES
これであなたは突出する
あなたは、コミュニケーション能力を高めようと思った時に何から鍛えますか?
または、どういった人がコミュニケーション能力が高い人だと考えますか?
おもしろさが足りないから、お笑い芸人の動画を観て学ぶか、それとも、リアクションを最大にして大袈裟で嘘くさい人になるのか。
どちらも間違いです。自分にないスキルを急に身につけようとしても、そうそう身に付くものではありません。そうではなく、自分の話し方を少し変えるだけで、会話が続く方法があるのなら、そちらの方が良いと思いませんか?
基本的には聞き方というものがとても大事です。聞き方ひとつであっても、とても奥が深いものなんですよね。この聞き方を最初にマスターすれば、自分で話が上手いと思っている、自称コミュ力高い系のような勘違いしている人を出し抜けますよ。
あなたがコミュ障でなくても、会話を続けること自体は基本的には大変なことです。自分の興味のない話をされ続けるというのは、聞いていても辛いものだし、興味があったとしても、そもそも会話を続けるというのは大変なことなのだから。
だからといって、大変だから仕方ないっか…と思うのではなく、会話を続ける方法が知りたいと、この記事にたどり着いたあなたには、この方法をお伝えします。
それは、『バックトラッキング』というテクニックです。
バックトラッキングとは
バックトラッキングは、NLP(神経言語プログラミング)のひとつで、日本語に変換すると「オウム返し」のことです。
オウム返しというのは、相手の言ったことを、そのまま繰り返すシンプルなもの。
たとえば、相手が「昨日、飲みにいった帰りにラーメン食べてさ~」と話したのなら、あなたは、「へーっ、ラーメン食べたんだ!おいしかった?」と返すだけ。とても簡単でしょう。
バックトラッキングは、ただ単に相手の言ったことを繰り返して、会話を続かせるというだけではなく、相手の話をしっかりと聞いていることを示せるんです。
つまり、この人しっかりと話を聞いてくれている…と好感を得ることにも繋がるのさ。
なぜバックトラッキングがいいのか?
バックトラッキングは、オウム返しですが、相手の言ったことを繰り返しているだけでは会話を続けることはできません。
その場合に必要になってくるのが相手への「質問」です。
それも、その数が多いほど良いとされています。理由は以下のとおり。
ハーバード大の研究者は初対面の男女110人に4分間の会話をおこなわせ、その後、会話した相手への関心について調査を行った。その結果判明したのが、会話のなかで質問をたくさんした参加者ほど、もう一度会いたいと思われていたのだ。 さらに具体的な数字が出ており、研究チームによれば、15種類以上の質問を行った人ほど、“次の約束”へと成功する確率が高かったのだ。ちなみに平均的な質問の回数は10回。 exciteニュースより引用
引用文にあるように、質問の回数で、好感度はコントロールできるということですね。
好感度上げたいのであれば、質問の回数を増やしましょう。
でも、急に質問を増やそうと言われても「頭が良くないとできないんじゃないの?」
と思うかもしれないが、全く必要ありません。多少の練習は必要ですが、相手の話に耳を傾けていれば自然と誰でもできるようになります。
バックトラッキングはどのように使うのか
ここからは、バックトラッキングの具体的な使用方法についてご説明します。
「オウム返し+質問」 以上です。
手抜きではなく、説明不足でもなく、本当にこれだけなんですよね。
質問の部分は、5W1HでOK。
- Who-誰が
- When-いつ
- Where-どこで
- What-何を
- Why-なぜ
- How-どのように
例えば、
友人:「昨日、飲みにいった帰りにラーメン食べてさ~」
あなた:「へーっ、ラーメン食べたんだ(オウム返し)」 「で、誰とラーメン屋行ったの? 」
友人:会社の同僚と。
あなた:「会社の同僚とか。何でまた会社の同僚の人と行ったの?」
友人:「昨日部長にこてんぱんに怒られた同僚が怒り狂っててね。同僚の俺を誘ってきたわけ。」
あなた:「なるほどね、誘われたんだ。それで愚痴を聞いてあげたってわけ?」
友人:「まぁそんなとこだよね(笑)」
あなた:「じゃあ結構仲がいいんだね。俺とどっちが仲いいの?」
友人:「同僚かな(笑)」
あなた:「おい!そりゃないだろ」
という風に会話を続けていきます。5W1Hの要素がすべて入っていなくても構いません。
また、会社繋がりの話題で、結構会社の人と飲みに行くの?という話題に切り替えてもいいですね。これだけで会話は無限に続けられます。
しかも相手が言ったことを繰り返しているだけなので、自分で新しい話題を考える必要はほとんどなく、そろそろ話が尽きそうだと感じたときには、会話の中から方向性を変えていけばいいだけです。
とても簡単で、5W1Hのどこからでも会話の方向を変えていけるのが、バックトラッキングのいいところ。
まとめ
この記事では、無限に会話を続けるテクニックのひとつとして、バックトラッキングという方法を紹介しました。
無限に会話を続ける方法は『オウム返し+質問は5W1H』
これだけだから、ぜひ明日から実行してみてくださいね。
最後に、バックトラッキングには、3つのポイントがあるのでお伝えします。
1.相手の「感情」を返す。
2.相手の話した「事実」を返す。
3.相手の話を要約して返す。
相手が「すごく楽しかったの」と言ったならば、あなたは「楽しかったんだね~」と、感情を表した部分をなぞること。
事実や要約に関しては、話が長くなったときに「なるほど○○から○○になって、最後は○○をしたのですね」と、まとめることで、しっかりと話を聞いていたアピールができます。
この方法により、会話が続くだけではなく、相手があなたに抱く印象も好意的なものになりますよ。
ぜひ、参考にしてみてください。