・仮想通貨って何?
・仮想通貨って何ができるの?
・仮想通貨って儲かるの?
・仮想通貨って危なそう
こんな疑問に答えます。
本記事の主な内容
・仮想通貨の前提知識
・仮想通貨の4つの利用方法
・仮想通貨の危険性
仮想通貨は発展途上です。
僕も、2019年頃に参入しています。
とはいえ、いきなり仮想通貨を取引するのは、ちょっと怖いですよね。
そこで、この記事では「仮想通貨」というものを初心者にもわかりやすく解説します。
読み終えることで、仮想通貨の全体像が理解できますよ。
仮想通貨の前提知識
結論からいうと、仮想通貨とは金融機関を介さずに取引できる、暗号化されたデジタル通貨です。
インターネット上で取引でき、物理的な実態はありません。
仮想通貨は交換に特化していて、それぞれの通貨が独自の取引に活用されます。
たとえば、代金の支払いや通貨の交換などが自由に行なえます。
また、2019年の5月に仮想通貨は「暗号資産」と改称されました。
つまり、仮想通貨=暗号資産ということですね。
仮想通貨と法定通貨の違い
法定通貨とは、私たちが使っている円のことです。
国の中央銀行が管理していて、発行枚数も経済情勢をみて調整されていますね。
仮想通貨と法定通貨の違いは主に4つあります。
- 実態がない
- 管理者がいない
- 発行枚数に上限がある
- 用途が多い
ひとつずつ解説しますね。
実態がない
仮想通貨はデジタル通貨なので、実態がありません。
あくまでインターネット上のデータのやり取りになるからです。
コインのような重みを肌で感じることはできないわけです。
管理者がいない
仮想通貨には、法定通貨でいう中央銀行のような存在がいません。※一部例外あり
非中央集権的にプログラムによって管理されているからです。
仮想通貨は基本的に発行者や管理者がいません。
発行枚数に上限がある
仮想通貨は発行枚数の上限やペースがあります。
あらかじめプログラムによって決められているんですね。
法定通貨は発行され続けますが、仮想通貨は上限があるので、限定性が価値を生み出しています。
用途が多い
仮想通貨は、両替の必要がなく全世界で使えます。
国ごとの通貨と違い、世界共通のデジタル通貨だからですね。
円高・円安は関係なく、仮想通貨の価値は世界共通です。
仮想通貨と電子マネーの違い
仮想通貨と電子マネーの大きな違いは、法定通貨と同じく管理者の有無です。
EdyやSuicaなどは、発行元があるのに対して、仮想通貨にはありません。
また、仮想通貨はインターネットを通じて世界で使えますが、電子マネーは運営元の経済圏でしか使えません。
仮想通貨とビットコイン
結論、仮想通貨とビットコインは同じです。
仮想通貨というククリの中のビットコインという位置づけになります。
たとえば、世界の中の日本。車の中のトヨタという感じです。
仮想通貨の中にビットコインや、その他のアルトコインがあります。
仮想通貨の仕組み
仮想通貨の仕組みには、3つの特徴があります。
- 特徴1:管理者不在で決済できる仕組み
- 特徴2:仮想通貨を構成する仕組み
- 特徴3:善良な参加者が目を光らせる仕組み
仮想通貨の仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫仮想通貨(暗号資産)の仕組みを図解で解説【ビットコインの仕組みも】
仮想通貨の4つの利用方法
ここでは、仮想通貨における主な4つの利用方法を解説します。
- 投機・投資
- 決済手段
- 送金手段
- マイニング
投機・投資
仮想通貨といえば、投資材料と考えている人が多いでしょう。
事実、億を稼ぐ「億り人」が何名も出ています。
莫大な資産を築ける可能性が高いと注目されていますね。
人気が出る前の安いときに仮想通貨を保有できれば、仮想通貨は大きな財産を築きます。
決済手段
仮想通貨は決済手段としても利用できます。
徐々に決済手段として取り入れているお店も増えています。
とはいえ、まだメジャーな決済方法ではありません。
送金手段
仮想通貨の送金は手数料が抑えられることから注目されています。
法定通貨だと海外への送金はコストがかかりますからね。
ただし、送金アドレスを間違った送金ミスも多いです。
送金するときは、必ずコピー&ペーストをおすすめします。
仮想通貨の危険性
仮想通貨は実態もなく危険だと感じる人もいるでしょう。
起こりうる危険も事前に知っておくことで回避できますね。
仮想通貨の危険性は主に3つあります。
- 価格変動
- ハッキングによる流出
- 送金ミス
価格変動
危険性の1つ目は、価格変動により損をする可能性があります。
仮想通貨は、株や為替に比べると価格変動が激しいからです。
その分、儲けやすい利点はありますが、負ける額も大きくなります。
自分を守るためにも、十分な余剰資金をもって投資するようにしましょう。
ハッキングによる流出
危険性の2つ目は、仮想通貨をハッキングにより盗まれるケースがあります。
悪い人がネットに侵入して、あなたの仮想通貨を盗むわけです。
安全に保有するには、セキュリティのしっかりした取引所を利用しましょう。
ただし、それだけで安全とはいえません。
保有している仮想通貨は、ウォレットにしまっておきましょう。
≫【仮想通貨】ウォレットとは?ホットウォレットとコールドウォレットを解説
送金ミス
危険性の3つ目は、仮想通貨の送金は手軽ですが、送金ミスも多いということです。
送金先のアドレスが複雑で、手入力だと間違えやすいんですね。
間違えて送金すると、もう戻ってきません。
送金ミスを防ぐには、送金先の確認と、送金先のアドレスをしっかりと確認しましょう。
仮想通貨を手に入れるには?
仮想通貨を手に入れるには、「交換所」や「取引所」で換金するのが一般的です。
その他の方法も含め、3つご紹介します。
- 取引所
- キャンペーン
- マイニング
取引所
一番オーソドックスなのは、取引所で購入する方法です。
日本にもいくつか取引所があり、僕はほとんどの口座をもっています。
どの仮想通貨を、どの価格で何枚と決められるので、1,000円からでもスタートできます。
いくつも取引所の口座を持つ理由は、取引所によって扱う仮想通貨の種類が違うからです。
よくあることなんですが、これから価値の上がりそうな仮想通貨に目をつけたとします。
自分が口座を持っている取引所には、目的の仮想通貨を扱っていなかったとしたら?
慌てて口座開設することになりますよね?
ですから、利用しなくても開設はしておくといいわけです。
キャンペーン
仮想通貨は、さまざまなサービスのキャンペーンでもらえることがあります。
仮想通貨の取引所でも、口座を開設すると3,000円分の仮想通貨がもらえるなどのキャンペーンがよく行われています。
まずは、キャンペーン目当てで仮想通貨をもらい、その価格変動を見るだけでも楽しいですよ。
マイニング
初心者の方が取り組むことはないけれど、マイニングという方法もあります。
簡単に説明すると、パソコンを起動し続けて、ブロックの検証を行うものです。
検証を行った人には、作業に応じた報酬が支払われるんですね。
ただし、専門的な知識が必要ですよ。
詳しくは、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
仮想通貨は、まだまだ成長市場です。
銀行に貯金を預けるよりも、利率がいい。
ビットコインは、2009年時点で1枚0.07円ほどでしたが、10年後の2019年には1枚40万円になりました。
そんな夢のある仮想通貨を、あなたもはじめてみてはいかがでしょう?
次に読むべき記事はこちら
≫仮想通貨(暗号資産)の始め方|スマホで口座開設から取引まで【初心者向け】